TCAサイクル。
栄養士や医療関係者にとってはこんなの常識のこんこんちきの世界です。
しかし、ド素人が、しかも独学で栄養の勉強をはじめると、いきなりこのTCAサイクルに面食らいます。今でこそ、とっつきやすくなりましたが、最初は何が書いてあるのか理解に苦しみました。
かなりの時間をかけてやっとのことこれが生きるためのエネルギーを生産しているシステムの理論なのだと理解しました。
あっ、サイクルシステムそのもののしくみはぼんやりしか理解していないですから。
二重の細胞膜に包まれた細胞質の中に、「核」、「ミトコンドリア」、「ゴルジ装置」、「中心体」、「リソトーム」、「リボソーム」、「小胞体」など細胞内小器官と呼ばれる構造体があ(るらしい)ります。(「細胞質」で検索するとたくさんイラストがあります。ゴルジ装置なんて最初はゴルゴ13の仲間?なんて思いましたです、はい。)
TCAサイクルのシステムが稼働しているのは、小器官の中のひとつであるミトコンドリアです。ミトコンドリアはジェリービーンズに似た形らしい。
パラサイト・イブって邦画ありましたよね。たしか原作本が大ヒットして映画化したと思いましたが、ミトコンドリアを深く理解するとあの映画がなるほどって思えちゃったりします。
起きていても寝ていても一瞬も休みなくサイクルが燃焼しエネルギーをつくり続けることによりヒトは生命を維持しています。と、突然言われてもピーンとこないですよね。
まぁ、いいんです。一般人は理解できなくても身体の中でこんなことが起きているんだなぁぐらいでいいんです。
このTCAサイクルを発見したドイツ人のハンス・アドルフ・クレブス博士は1953年にノーベル賞を受賞しています。
一つの細胞質の大きさは20μm。そりゃ、ノーベル賞も受賞しますよね。この燃焼サイクルは、電子顕微鏡の世界で起きているんですから。まして発見したのは1937年。元号にすると昭和12年です。研究者の追及心があってこそ、謎は解き明かされいくのです。
この燃焼サイクルが体をつくる基本で、栄養学を学ぼうと考えている人はきちんと理解が必要になります。
細胞質または生物学に興味がある方は下記をご参照ください。見慣れてくると結構理解がすすみますよ。それに、電子顕微鏡の世界も興味深いです。こーゆときネットってありがたいと感じますし、こんな専門的な事を公表してもらえることにも感謝しています。↓
あと看護師さんのコミュニティサイトでも分かり易く記載してあります。
※他にもいろいろサイト巡って勉強させてもらっています。追々、御礼を兼ねてそちらのサイトもご紹介していいきます
なぜ、わざわざTCAサイクルを作ったのかというと、「ふふふ・・」。次に続けるために作成したのです。準備が整いましたら続きを書きたいと思います。
しかし、食べものの事を研究しようと思っただけなのですが、ほんと難しくて大変な世界に足を踏み入れてしまったものです。