年功序列の出世、終身雇用の崩壊。何とも凄まじい勢いで
サラリーマンの世界は変貌してしまった。
必死な就活を経てせっかく一流企業に就職しても40歳も手前になると、
役職に就けるのはほんの一握りの人達である現実にその先の自分が
見えてきてしまう。
一流広告会社の過労とパワハラなどによる悲劇も起きた。
この悲劇により、一流大学卒しか採用しないであろう優秀な人材のるつぼの
印象を持っていた企業の裏の面が露呈した。
現在、40代後半から50代は日本の高度成長時代とともに育ってきたから、
大学は遊びに行く場所という捉え方をしている人も多かった。
その頃は、雑誌もそんな風潮だったしね。
そして今、その世代はきっと肩たたきというパンチを食らっている人も
多く存在するだろう。
コールセンターには若者もたくさん派遣されている。
他の目的のために派遣社員でとりあえずのつなぎをしているのであれば
心配はしないけれど、そうでなければ老婆心ながら彼、彼女らの行く末に
不安がよぎる。
だからといってこのサイトが不安の解消の役に立つかどうかははなはだ
疑問ではある。
でも、これから生まれた時からインターネットがある世代が増えてくる
時代にはこんな考え方もあるのだろうと印象を受けた。
何かのヒントになり得るのかも知れない。
+Movement(プラス・ムーブメント)